私たちが日々行っているデザインやものづくりは、仕事の現場だけで完結しているわけではありません。暮らしの中で目にする出来事や他者との関係、社会の変化と切り離せないところにあります。何かをかたちにする前に、日々の出来事から何を受け取り、どんなことに迷い、どのように考えているのでしょうか。
本セッションでは、デザインや編集など異なる領域で実践を続ける登壇者を迎え、ものづくりの手前にある思考や迷い、社会や他者との関わりについて対話します。応答すること、距離を取ること、すぐにはかたちにしないこと。その一つひとつを手がかりにしながら、「社会」を遠くにある大きなものとしてではなく、日々の生活や自分のまわりにあるものとして捉え直し、つくることと社会の間にあるつながりを見つめます。